2017年3月20日 (月)

無駄な努力

P1000392現在、2年後に友人が開催する彼のリサイタル(自主開催)に”友情出演”するため、ピアノ伴奏付ソロ曲を練習しています。とりあえず3曲着手してみましたが、チャレンジする曲は2年間の”伸びしろ”も考慮して決めねばなりません。

そして実際練習を開始してみると、改めてどうしても一段のレベルアップを図らねばならないと痛感しました。そこで新たなメソッドを海外通販で取り寄せ、練習を始めました。それが私の敬愛するMichael Davis氏の主宰するHip-Bone Music社から発売されている”Build Your Range”です。
著者はTrumpet奏者の方なのですが、従来から愛用している他のHip-Bone Music社の教則本と同様に、実に気の利いた伴奏音源とともに練習できるスタイルになっています。
P1000393「高音域の音域拡大と耐久力向上」という大命題に向け、ベーシックなトレーニングを徹底して行うという内容になっています。粘り強く練習を続けていくことが必要とのことで、あきらめることなくやっていきます☆

この「無駄な努力」を、本当の”無駄”に終わらせてしまうか、否かは私の取組み次第だと思っていますから。

♪♪♪

今回は併せて”28 Vignettes for Two Trombones”(冒頭画像・右)も購入しました。これまたイカしたデュエット曲集ですので、いつか相棒を見つけて楽しみたいと思います。
これら有益なメソッドの情報は、いずれもTrombone奏者・岩崎 浩氏のBlogにて拝見したものです。氏のBlogからはこれまでもレガート・タンギングの練習法に始まり、多くのことを学ばせていただいておりますが、同Blogの記事は実に判りやすく具体的なのでオススメですよ!

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2017年3月 7日 (火)

なぜ向上を夢見て練習するのか

Tromboneという楽器を始めて40年が経ちました。
音楽は狂おしいほどに好きだけれども、もちろんプロになれる能力はなく、何とか縋りつこうという執念もなかった私です。アマチュアとして単純に吹奏楽コンクールで良い成績を収めたいなどと活動しているなんてこともなく…なのに何故毎日練習しなきゃ、少しでも上手くなりたい-なんて思ってしまうのでしょうか。
それこそ週末だけの練習でも所属する楽団への責任は果たし、それなりに楽しく過ごせるはずなのに。



立て続いていた演奏会本番が段落し、久しぶりに”心穏やかな”日曜日が訪れました。もちろんTromboneの練習にも行ったのですが、自宅ではYouTubeでJazz Tromboneの名演を楽しんだ一日でした。
いやー、改めて本当に巧いまた凄いプレイヤーは世界はもちろん、日本にもずいぶんいらっしゃるものです。その中には私の心に深く刻まれる演奏も多々ありました。
(ただ、”プレイヤーとして私より上手”ということのみで感心したり心動かされることはもちろんありません。聴き手としては”音楽”としての価値を見極めています。また、年齢を重ねるごとに、概して云えば音色に美しさを感じない演奏には(Tromboneに限らず)魅力を感じなくなってきているのが顕著です。)

私がたとえ10代の頃から全てをTromboneに振り向けていたとて、クラシック界の方々も含め、そうした素晴らしいプレイヤーの足許にすら及ぶことはありません。ましてや50歳もとっくに過ぎた今から、なす術などないのです。幾らムキになってやっても大して上手くなりはしない。即ち「無駄」に過ぎません。
そんなこと、自分自身判りすぎるほど判っているのに何故「練習しよう」と思ってしまうのでしょう?

漠としたものを無理やり言葉にしてみますと
「(他人の演奏を聴くだけでなく)どうしても自分でやってみたい、自分の信じる理想の演奏に自分自身が(少しでも)触れてみたい」
「いつか自分も、聴いている方々に感動してもらえる演奏ができるのではないか」

という2つの夢を棄て切れない、ということなんでしょうね…。
そして、その実現のためには「プレイヤーとしての向上」が必須ということ。これは足下3年間の練習への取組みを経て、一層痛感しています。



私と同じく今でも精力的に楽器を続けている大学バンドの同期がいます。彼の口ぐせ(モットー)は「今日の僕は昨日の僕より上手くなっている!」 -この伝で練習を続ける彼は、何と2年後の会場を予約し自主開催でのリサイタルをやろうとしています。もちろん経費は全額自己負担、本番に向け一層練習に励む意気込みです。この話を聞いて、凄いヤツだなぁ…と率直に驚きと敬意を抱かざるを得ませんでした。
確かに50代も半ば、こんなことにチャレンジするには最後のチャンスというのが現実的なところでしょう。それを実現しようと独力でかつ力強く動き出したところが凄いと思うのです。

そんな彼から、今でも楽器を続けている幾人かの友人に向けて下記が発せられました。
「リサイタルといっても、僕一人で全プログラムを構成するのはキツい。君にも出演してほしい。持ち時間10分程度、ピアノ伴奏付ソロの本格的なプログラムをしっかり練習して発表してくれ。伴奏ピアニストの手配と謝礼だけは自分でやってね。」
声を掛けられた一人として、私も彼の”夢”に乗っかりました。

2年後を目指しソロ曲の譜面を手配、入手できたものから練習に着手しています。超難曲は無理ですが「本格的なプログラム」という趣旨には沿った曲を選びました。
ソロ曲の演奏はやはり難しい!でも昔なら手も足も出なかったであろう曲に”挑戦できる”レベルにはなっていることに喜びを感じつつ、練習に励み続けております。そして具体的な本番の目標があることが大きなモチベーションであり、誘ってくれた彼には心から感謝です。



Hqdefaultまだ若きビル・ワトラスが、ヘンリー・マンシーニ楽団でソロを執った演奏を聴きました。
”サックスより速く、トランペットより高く”と形容される彼の代表的なプレイとは違う種類の演奏ですが、音色の美しさと妙なるヴィブラート、さりげなく小粋なグリッサンド(ベンド)も織り込む豊かなその”歌”には、感動の一言です。

「もっともっと綺麗な音で吹きたい!」
という思いが、またもや更に強くこみ上げてきたのでした。

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2017年2月12日 (日)

王子到着!

Mrath2017年2月11日、オーダーしていたMichael Rath 社の
Bass Trombone”R9-N”が私の許に届きました。

試奏した同社の楽器に惚れ込んで購入したのですが、英国へオーダーしてから2ケ月、待望の到着を迎えたのです。
性能は期待通りであり、そしてとても美しい楽器なので感激するばかりです!


これで私の所有するTromboneのラインナップは以下の通りとなりました。

TenorBass "Sapphire" :
Courtois (仏)  AC420MBOST

Tenor "Violetta" :
King (米) 2103 PLS

Bass "Franz" :
M. Rath
(英) R9-N

ますます練習に励み、この楽器たちと共に成長し、音楽を楽しんで行きたいと思っています☆



早速2週間後の2017年2月26日には今回新調したBass Tromboneのデビューとなるコンサートが控えておりますので、頑張ります!

勢揃いした我が”シルバーランド”の王女・王子たちをご覧下さい!^^)
Silverland_2


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2016年8月27日 (土)

Superslick

SuperslickTrombone奏者のみなさん、あなたはスライドオイル派ですか、それともスライドクリーム派ですか?^^)

最近の若い人は「スライドクリーム」というものを知らないほどにスライドオイルを使うのが主流みたいです。現在所属している楽団の我々平均年齢還暦トリオも、同じパートの団内最年少である若き”姫”の「スライドオイルしか使ったことないです。」という言葉に愕然とするばかりでした…。これこそジェネレーション・ギャップというヤツでしょうか。ううう、齢はとりたくないものですね。(T_T)

♪♪♪

私はTromboneを始めて40年目ですし、マニアックな性格ですからそれはそれは色んなアイテム、さまざまなメーカーの製品に手を出しました。でも結局スライドクリーム+トリートメントを塗り、水をスプレーする”Superslick”以上にしっくりくるものがありませんでした。よく滑る!持続性が高い!私はそう感じているベストアイテムです。

Photo元々はデニス・ウィック御大の名著「トロンボーンのテクニック」で推奨されていた「ConnのSuperslick」に憧れて使い始めたのが最初でした。当時大分の片田舎に住んでいた私にとっては入手するのもなかなか大変でしたが、何としてもと思い込んで手に入れ、使い始めたのです。

時は経ち、Conn社はSuperslickの販売を止めてしまいました。Superslickは今でも製造販売されてはいますが、製品ロゴも真紅から青へと変わりました。そして何より、東京の著名な楽器店の店頭にすらSuperslickは見当たらず…海外通販でしか入手できなくなっています。
試行錯誤の末、「やっぱりSuperslick!」な私にとってこのスライドクリームとトリートメントが入手できなくなったら大問題なのです。
とりあえず使用中の2セット以外に、在庫としてクリーム3個、トリートメント5本を確保しました。(冒頭画像)当面は大丈夫かと思いますが、本当に入手できなくなったらどうしよう…。

♪♪♪

全く以って”好み”の問題ですが、私はやっぱりSuperslickじゃなきゃダメなんです。同じ思いの方々がたくさんいらして、この製品を私ともども”買い支え”て下さることを、ワールドワイドに祈念して已みません。いや、マジで…。

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2016年6月13日 (月)

ブログ開設10周年 2016.6.13.

おかげさまで本日、「橋本音源堂」は開設から丸10年を迎えることができました。お越しいただきました皆さまに心から感謝を申し上げます。
一日あたり200~300人ほどの方々にお越しいただいていること、またコメントを頂戴したり、ご自身のSNSにリンクを貼っていただいたりといったことが励みとなって、10年にも亘り続けてこれたのだと思っております。重ねて御礼申し上げます。

この10年間に採り上げた楽曲は全部で188曲、その8割が吹奏楽ではありますがピアノや弦楽なども含めたクラシックや、ジャズだけでなくポップ・ヴォーカル、映画音楽などのポピュラー音楽にも亘っており、もちろんどれもみな私の愛する音楽ばかりです♪
その他に、音楽をめぐる私の想いや、大ファンだった方々への追悼・回想記事などもあり、総記事数は216となっております。そして約570件ものコメントを頂戴しました。

       ※また、これとは別に音楽以外の私の興味事に触れている
          ANNEXには400を超える記事があります。そちらの方がほぼ
          倍の本数を出稿してたんですねぇ…。^^)


♪♪♪

こちらで上梓した初めての記事は「朝鮮民謡の主題による変奏曲」です。
私が音楽から得た最初の感動…単なる感動に止まらず初めてエクスタシーを感じた経験を採り上げています。それが「原点」ですからBlogを始めるのに相応しいお題だろうと考えたのでした。
当初は語りたくても語る機会を得られない、いわば個人的なフラストレーションの捌け口として始めたBlogでした。楽曲の解説風には始めるものの、要するに思ったこと感じたことをそのまま書いていたに過ぎません。単なる気晴らしです。

そんなある日、学生時代にお世話になったトランペット奏者のS先生を囲む飲み会に参加します。私が生半可な知識で、ある国の民族音楽は日本の音楽に通じる気がする、などと口走った瞬間でした。
「橋本ぉ、お前小泉文夫先生の『民族音楽の世界』くらいは読んどるんか?それぐらいも知らんと、適当なこと言うんじゃない!」
と一喝されてしまいました。学生時代も「そういうのを、ヘーター(下手)っちゅうんじゃぁ!!」等々よくお叱りを受けた先生なのですが、またもやガツンと…です。

これにはグウの音も出ません- 心から反省しました。
自分が大好きでたまらないことを語るのに、そんなんで良いわけがない。
それでそれ以降はこのBlogの記事についても、自分の興味から湧く「この楽曲について知りたいこと」をとことん追究する、可能な限り調べ尽くし確固たる根拠を見つける、というスタンスを徹底することにしました。結果としてとても気楽には書けなくなり、出稿にはかなりの時間を要するようになってしまったわけです。

♪♪♪

そして、私は極めて熱くはあるが単なる音楽愛好家に過ぎません。
そんな私にできることは、知ったかぶった音楽理論を塗したペダンチックなお話をさせていただくことではなく、とにかく聴いて聴いて聴きまくった結果、心から沸き立った思いや叫びをお伝えすることのみです。

ただ、音楽は断じて専門家(プロ)だけのものではありません。このことも絶対に忘れてはいけません。

♪♪♪

一般的に「音源堂」は”吹奏楽オタク”と捉えられていることと思います。
吹奏楽は私に音楽愛を植え付け、また現在でも”演奏”との接点をもたらしてくれる重要な存在ではあるわけですが、言わせていただけるなら私は決して吹奏楽というジャンルに止まらない、”音楽マニア”です。
吹奏楽とか、そもそも音楽ジャンルとかに拘ることなく「良いものは良い」「好きなものは好き」のスタンスです。感動や楽しさが得られるならどんな音楽だって愛しちゃいます♪
だって、音楽ってそういうものではないですか?

♪♪♪

つい最近、敬愛して已まない某先生から「君の耳は音楽に対して非常に高い情報収集力を持っている。」というお言葉をいただきました。
そうか、音楽演奏や楽曲は膨大な情報量を持っているのであって、例えば音感だけで全てが把握できるわけではない。音感はプロに全く及ばなくとも、音楽の膨大な情報量をトータルではかなり聴き取れているということなんだなと得心し、とても嬉しく思った次第です。
(この「聴き手」としての立場からは演奏者としての自分に全く満足できない、という苦しみを日々味わっているわけですが…。)

これからも音楽からしか得られない感動や喜びを、私は死ぬまで求め続けていくでしょう。そして同時に、それを誰かに伝えたいという心の炎を燃やし続けることでしょう。
ですからこれからも大好きな音楽のことを、懸命に綴っていきます。どうぞ今後とも「橋本音源堂」をご贔屓のほど宜しくお願い申し上げます。

                                                                 音源堂 敬白

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2016年6月12日 (日)

愛器とダブルケース 2016.6.12.

現在私が所有するTromboneは3本です。
TenorBass : Courtois AC420MBOST
Tenor : King 2103 PLS
Bass : Besson "Sovereign" 943

というラインナップなのですが、2014年の春先に一念発起してBassから1stにパートチェンジしてますので、今はCourtoisとKingが主戦力です。昔からシルバーの楽器が好きで、大学入学とともにBoosey&Hawkes ”Sovereign”のF換管付モデルを中古購入したのに始まり、その後継モデルであるBessonも購入、シルバーの楽器を使い続けてきました。

Photo_10Courtois AC420MBOST
名手・ミシェル・ベッケの愛用モデルとして知られ、ベッケのファンである私にとってはまさに憧れの楽器でした。
スターリングシルバーのベルとマウスパイプの見た目も美しい楽器で、購入してから1年半ほどになりますが、とても満足しています。
吹きごたえがあり、この楽器を使っていることに誇りと幸福感を感じるのです。

2103pls_3bKing 2103 PLS
キングの名器3Bのややラージボアタイプ、所謂中細管に該当するモデルかと思います。私が使用するのは吹奏楽ですので、中細管がちょうどいいかなと思い購入を決めました。
これもスターリングシルバーベルの美しい楽器で、楽器店に展示されているのを見て惚れました。中古楽器なのに当初高音域の鳴りが今一つでしたが、購入してからの1年ほどで奏者である私とともに育ってこれたと思っています。

    ※因みに上掲の楽器画像は購入した楽器店HPに当時掲載
      されたもので、私の所有楽器実物の写真です。^^)


♪♪♪

この2本のスターリングシルバーベルの楽器がとっても気に入りまして、両方使いたいと思ったので、クラシックやオリジナルにはクルトワ、ポップスにはキングを使っています。そうすると2本同時に持ち歩く必要が生じる時も…。
そこで、Marcus Bonna社のダブルケースを購入しました!
P1000369上画像の通り、テナーバスとテナーの2本が1つのケースに収まります。
下側にテナーバスが収納されるわけです。
P1000370外装・内装ともに丁寧な仕上で、安心感がありこのケースにも満足!です。テナー2本のダブルケースを持ち歩く物好きもまあ私くらいでしょうが…^^;)

P1000371DAC社製キャリングケースと比較するともちろん一回り大きく、2本の楽器が入ると結構重いですが、付属のストラップで背負うこともでき、また縦に立てた時の安定度も高いので、使用してみて充分な実用性を感じました。
またファスナーでケースに装着する楽譜入れバッグも付属しており、デザインもなかなかです!

※所謂並行輸入で購入したのですが、最初の業者は本当にヒドい業者で、半年以上も発送が遅れた挙句、全く仕様の異なる製品を送り付けてくるというありさま。結構なトラブルでしたが、結果として泣き寝入りを余儀なくされたことを申し添えておきます。外国の業者に日本人の常識が通じないことは判っていたつもりでしたが、ここまで酷いとは…。
この無事入手できたケースは2軒めの業者から購入したものです。従ってケース2つ分のコストがかかっているわけで、それを考えるとずいぶん高くつきました…。(T T)

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2016年4月 5日 (火)

私の部屋、私の装備 2016.4.5.

P1000365この4月、長男が社会人となり独り暮らしを始めました。
次男は長男が使っていた部屋に移っていよいよ大学受験、一方次男と私の二人で使っていた部屋は、なんと私だけで使えることに…♪

長男の机を譲り受けたことで、スコアを広げるスペースもなかったパソコンラックを卒業でき、スコアを見ながら音楽を聴くのも、Blogを執筆するのもとってもラクになりましたぁ~^^)
壁には念願かなって”神様=JJさま”(!)のレコードジャケットと「リボンの騎士」複製原画ポスターを飾ってます。脇に鎮座するは随分前に懸賞で当てた大好きな「トドクロちゃん」のぬいぐるみ!置きたいもの、飾りたいもの、やっとセットできましたぁ♪

(JJさまのレコードは私が一番好きな彼の名演”Our Love is Here to Stay”を収録した盤で、「今度のソロ上手くいきますように!」って毎日手を合わせています。^^;)

♪♪♪

部屋はもらえても、相変わらずスピーカーから音を鳴らして音楽を聴くことは自由にならず(TT)、また時間が絶対的に足りなくて通勤時間が貴重な音楽鑑賞の時間となっている私…永年愛用してきたiPod Classic 160GBが遂にへたったこともあり、思い切って投資実行しました!
何たって音源堂の”商売道具”ですからね。
P1000366現在のラインナップは
プレーヤー : iPod Touch 128GB
ポータブルヘッドフォンアンプ : Fostex HP-P1
Lightningケーブル : Venture Craft 7NCLASS V7LJ2A
イヤフォン : SHURE SE846 Black

です。
家で聴くときはFostex HP-P1をDACとして使用し
真空管ポータブルヘッドフォンアンプ AXEL
を併用し聴いています。このAXELは真空管アンプゆえに振動に弱いので持ち歩きには不向きなのですが、とても柔らかで実に心地よい音を聴かせてくれるのです☆
気楽に聴きたい時には
SONYのヘッドフォンMDR-MA900
というフルオープン型も使用します。これがまた悪くないんですよ♪

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2015年12月28日 (月)

決意 2015.12.28.

12月26日、所属している楽団の2015年最後の練習を終え
ました。

自分でも進歩のあった1年だったとは思っています。
しかし、思い描く演奏にはまだ遠く…と強く認識しました。
過去、この思いからプレーヤーとして努力をあきらめてしま
ったことを記憶しています


でも、もうあきらめることはありません。既にこの年齢になっ
て何言ってんだという感じもありますが、それでも努力を止
めることはもう絶対にしません。まだできることがある。

もう一段化けてやろうと決意を新たにしました。
音楽を楽しみ尽くしてやる- そんな思いで挑んでいきたい
と思います。
頑張れ、俺!


♪♪♪

この1年間で2本のTromboneを新調しました。その楽器たちに挑む気持ちを奮い立たせてくれた至言を、自分の永遠の備忘としてここに再掲します。
これからも愛するスターリングシルバーの楽器たちとともに、努力を続けていこうと思います。

「よく新品は鳴りが悪いからffで無理やり吹き込むとか、牛乳やオイルを通すとかいう伝説があります。結論から言うと、吹きこみ、音抜きは必要ありません。たしかに楽器は新品の状態は鳴りが重く、倍音も少ないのですが、使っている音に反応してだんだん鳴りが良くなります。高い音ばかり吹く人は高い音が、低い音ばかり吹く人は低い音、大きな音は…というように、楽器は奏者が練習によって育っていくように育ちます。素直に大きく育つためには急がないで広い音域と広いダイナミクス、様々のパターンを吹いて下さい。そうすれば、奏者と楽器が一体となって育っていくでしょう。」
              -萩谷 克己 @TKWOホームページQ&A旧版より

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2015年7月 9日 (木)

貴重な音源の復刻CD化!

51wghyciril_4漸く待望の復刻CD化が実現しました!

武蔵野音楽大学ウインドアンサンブルによる音源は現在もリリースが継続していますが、最初に一般発売されたものというと「武蔵野音楽大学ウインドアンサンブル ’79」に遡ります。
このVol.1に続くVol.5までの初期音源が、このたびCD5枚組Boxセットにまとめられ発売されたのです。私は発売のニュースを見つけた瞬間に予約して入手、楽しんでおります♪

Vol.1の「アルメニアンダンスPart I & II」、Vol.4の「第2組曲(A.リード)」とVol.5はCD化されているものの、他はどれも永きに亘って当時のアナログLP音源しか存在しなかったものであり、今回のCDリリースは大変画期的です。
このシリーズに収録された「アンティフォナーレ」「…そしてどこにも山の姿はない」「交響曲第2番(チャンス)」「シンフォニア・フェスティーヴァ」などは人気曲でありながら発売当時はもちろん、その後も長い間他に録音がない状態が続いたため、大変貴重な音源でした。

それどころか現在でも、序曲ヘ長調(E.H.メユール)ヴィヴァ・メキシコ(J.J.モリセイ)は他に入手可能な録音が存在しておらず、かつ今回が初のCD音源リリースということになります。
またスターフライト序曲(R.ミッチェル)は(良くも悪くも若い演奏ながら)この曲の人気を高め世に知らしめた好演です。この曲はこうでなくちゃ!と思わされるのです。

♪♪♪

リーフレット巻末には録音に参画したメンバーが掲載されていますが、錚々たるプレイヤー、そして”先生”方の名前があちこちに見つかることでしょう。それゆえでもありましょうが、本シリーズ初期の演奏はとても素晴らしいものが多いです。
我々世代が懐かしむだけではなく、ごく若い世代の吹奏楽ファンの皆さんにもぜひ聴いていただきたい、聴いていただく価値のあるものだと思います。

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2015年6月20日 (土)

筋トレ

筋トレ、と云っても管楽器奏者の筋トレですよ♪
もちろん(管楽器奏者としても)普通の筋トレもやるべきなんですけど、それとは違う管楽器奏者向け固有の筋トレのお話です。具体的には、以下の器具を使用し、毎日励んでいます。

■P.E.T.E.(Personal Embouchure Training Exerciser)
Pete_newsletter1「唇とその周りの筋肉を強化する器具」です。これを使ったトレーニングにより楽器を吹く唇の耐久力向上を図ります。
①唇だけで咥えたP.E.T.E.を引っ張って、抜けないように逆に歯に押し付けるように、口の中心に圧をかける意識で維持する。
(10秒間×10回)
②正しくアンブシュアを作った唇でP.E.T.E.を咥え、”中心に小さな円を作り、更にそれを狭める”イメージで強く圧力をかける。あくまでアンブシュアを維持、上唇上部からも左右均等に圧力をかけるようにして締め付ける。
(10秒間×5回)

寝る前に①②を交互に、2セットやります。楽器が吹けない日には更に昼休みにもやるので1日2回ですね。

   ※私はTrombone奏者・増井朗人さんのやり方を踏襲させていただ
     いてます。P.E.T.E.の使い方を具体的に、ヴィジュアルも使って丁
     寧に説明されているので、ぜひご参考に。


確かに耐久力がつき、また回復力も増したことを実感しています。また、これによって直接的な効果として高音が出るようになった、というわけでもないでしょうが、結果として高音の練習が何度もできるようになるためか、音域も拡がったと思います。

■パワーブリーズ(POWERbreathe Plus)
Plus3_pack「呼吸に於いて特に吸気に負荷をかけることで、呼吸に必要な腹筋・背筋・横隔膜を強化する器具」です。
①器具を咥えた口からのみ、素早く力強く息を吸い(=器具の中にある弁が開く感覚がある)、ゆっくりと息を吐く、を30回連続で行う。
②30回連続でこの呼吸ができるギリギリのところまで負荷を上げてトレーニングする。その負荷がこなせるようになったら、翌日はダイヤルを回して更に負荷を上げて行う。

これを1日2回、朝と夜に行っています。
呼吸筋のパワーや持久力を強化し、酸素効率を上げることで運動能力を上げ、プレイを向上させるのが狙いです。

この器具はかかる負荷によって軽・中・重の3種類がありますが、私は「重負荷」を使用しています。曲がりなりにも金管生活38年目の自分は全然平気だろうと実は高を括っていたのですが、やってみると相当キツいです!今現在(使用開始から3週間で)最高10まである負荷メモリのうち、3.5~4.0までしか到達できていません。

短時間にできるだけ多くの息を吸うという、管楽器奏者に絶対的に必要なことを強制的にやらせる(でないと息自体ができなくて苦しい)ものであり、正しく息を吸えている時のイメージ(喉・肺・横隔膜の感覚)がつかめることと、そのために必要な筋肉が鍛えられることは間違いありません。
フレージングの改善や息が足りないことによる音程悪化回避、スピードのある息或いはたっぷりした息を送ることによる上下音域拡大、そして何より音質や音色の改善を夢見てトレーニングを続けています。どのみち呼吸の重要性は絶対的なので、やる価値はあるはずです。最大負荷で呼吸がこなせるようになった頃には、演奏にも相応の進歩があるのでは!?

♪♪♪

この”筋トレ”は「楽器を吹く時間以外の努力で、奏者として向上できる可能性がある。」のがミソなんです。
例えば耐久力向上には広い音域に亘るリップスラーの反復練習しかない、というのが事実かも知れません。でも私にとって楽器を吹く時間は限られています。現在ほぼ毎日練習してはいますが、「大きな音」が出るものでもあるし、確保できる平日の練習時間は1時間~1時間半程度であり、ルーティンの基礎練習だけで終わってしまうのです。仕事の関係上、全く吹けない日だってどうしても発生します。

でも
今よりも少しでも上手くなりたい!
今よりも少しでもいい音で吹きたい!

これらの”筋トレ”はそんな私の、藁にもすがる想いの現れです。さまざまな制約はあるけれど、できるだけのことはする。そう心に決めていますから。

♪♪♪

…ところで先日、P.E.T.E.によるトレーニングの効用について、居酒屋で酒を呑みながら学生時代の友人(同期)に熱弁していた時の実話。

私「だからね、これを使うようになってから、持続力と回復力が全然違うんだよ!!」
友人「ばか、声が大きい!居酒屋で50過ぎのオッサンが二人でそんな会話してたら、絶対楽器の話だなんて思われねえよ!」

…そりゃそーだ。

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