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2016年6月13日 (月)

ブログ開設10周年 2016.6.13.

おかげさまで本日、「橋本音源堂」は開設から丸10年を迎えることができました。お越しいただきました皆さまに心から感謝を申し上げます。
一日あたり200~300人ほどの方々にお越しいただいていること、またコメントを頂戴したり、ご自身のSNSにリンクを貼っていただいたりといったことが励みとなって、10年にも亘り続けてこれたのだと思っております。重ねて御礼申し上げます。

この10年間に採り上げた楽曲は全部で188曲、その8割が吹奏楽ではありますがピアノや弦楽なども含めたクラシックや、ジャズだけでなくポップ・ヴォーカル、映画音楽などのポピュラー音楽にも亘っており、もちろんどれもみな私の愛する音楽ばかりです♪
その他に、音楽をめぐる私の想いや、大ファンだった方々への追悼・回想記事などもあり、総記事数は216となっております。そして約570件ものコメントを頂戴しました。

       ※また、これとは別に音楽以外の私の興味事に触れている
          ANNEXには400を超える記事があります。そちらの方がほぼ
          倍の本数を出稿してたんですねぇ…。^^)


♪♪♪

こちらで上梓した初めての記事は「朝鮮民謡の主題による変奏曲」です。
私が音楽から得た最初の感動…単なる感動に止まらず初めてエクスタシーを感じた経験を採り上げています。それが「原点」ですからBlogを始めるのに相応しいお題だろうと考えたのでした。
当初は語りたくても語る機会を得られない、いわば個人的なフラストレーションの捌け口として始めたBlogでした。楽曲の解説風には始めるものの、要するに思ったこと感じたことをそのまま書いていたに過ぎません。単なる気晴らしです。

そんなある日、学生時代にお世話になったトランペット奏者のS先生を囲む飲み会に参加します。私が生半可な知識で、ある国の民族音楽は日本の音楽に通じる気がする、などと口走った瞬間でした。
「橋本ぉ、お前小泉文夫先生の『民族音楽の世界』くらいは読んどるんか?それぐらいも知らんと、適当なこと言うんじゃない!」
と一喝されてしまいました。学生時代も「そういうのを、ヘーター(下手)っちゅうんじゃぁ!!」等々よくお叱りを受けた先生なのですが、またもやガツンと…です。

これにはグウの音も出ません- 心から反省しました。
自分が大好きでたまらないことを語るのに、そんなんで良いわけがない。
それでそれ以降はこのBlogの記事についても、自分の興味から湧く「この楽曲について知りたいこと」をとことん追究する、可能な限り調べ尽くし確固たる根拠を見つける、というスタンスを徹底することにしました。結果としてとても気楽には書けなくなり、出稿にはかなりの時間を要するようになってしまったわけです。

♪♪♪

そして、私は極めて熱くはあるが単なる音楽愛好家に過ぎません。
そんな私にできることは、知ったかぶった音楽理論を塗したペダンチックなお話をさせていただくことではなく、とにかく聴いて聴いて聴きまくった結果、心から沸き立った思いや叫びをお伝えすることのみです。

ただ、音楽は断じて専門家(プロ)だけのものではありません。このことも絶対に忘れてはいけません。

♪♪♪

一般的に「音源堂」は”吹奏楽オタク”と捉えられていることと思います。
吹奏楽は私に音楽愛を植え付け、また現在でも”演奏”との接点をもたらしてくれる重要な存在ではあるわけですが、言わせていただけるなら私は決して吹奏楽というジャンルに止まらない、”音楽マニア”です。
吹奏楽とか、そもそも音楽ジャンルとかに拘ることなく「良いものは良い」「好きなものは好き」のスタンスです。感動や楽しさが得られるならどんな音楽だって愛しちゃいます♪
だって、音楽ってそういうものではないですか?

♪♪♪

つい最近、敬愛して已まない某先生から「君の耳は音楽に対して非常に高い情報収集力を持っている。」というお言葉をいただきました。
そうか、音楽演奏や楽曲は膨大な情報量を持っているのであって、例えば音感だけで全てが把握できるわけではない。音感はプロに全く及ばなくとも、音楽の膨大な情報量をトータルではかなり聴き取れているということなんだなと得心し、とても嬉しく思った次第です。
(この「聴き手」としての立場からは演奏者としての自分に全く満足できない、という苦しみを日々味わっているわけですが…。)

これからも音楽からしか得られない感動や喜びを、私は死ぬまで求め続けていくでしょう。そして同時に、それを誰かに伝えたいという心の炎を燃やし続けることでしょう。
ですからこれからも大好きな音楽のことを、懸命に綴っていきます。どうぞ今後とも「橋本音源堂」をご贔屓のほど宜しくお願い申し上げます。

                                                                 音源堂 敬白

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コメント

10周年おめでとうございます!
「聴き手として」同感です。でもだからこそ問いをもってやり続けられるとも思います。これからも熱く濃い記事を楽しみにしております!

投稿: くっしぃ | 2016年6月14日 (火) 12時17分

くっしぃ様 コメントを有難うございます!
いつの間にか10年というのもありましたが、自分でも200曲近くも採り上げてたのか-と感慨が。これからも「この人本当にこの曲が好きで、音楽が好きなんやなー。」と伝えられたらと思います。これからも末永く常連さんで居て下さい!
また、やろうやろうと思いながら実現できていない呑み会もやらせていただき、またゆっくりお話がしたいです☆

投稿: 音源堂 | 2016年6月14日 (火) 17時04分

10周年おめでとうございます。

音源堂さんが綴られた楽曲の記事の数々。これらの曲が演奏会で取り上げられるときなど、大いに情報源として活用させてもらってます。その博識に敬意を表すると同時に、深く深く感謝です!これからも楽しみしております。

投稿: mitakasyun | 2016年6月15日 (水) 07時02分

mitakasyunさん 有難うございます!
ネットの良いところは実際の距離を超えてさまざまな方々とタイムリーに接点を持てることですね。その面白さに興味が高まり私もやってみよう、と始めたことを思い出します。今後採り上げるためにスコア入手済で準備に着手している楽曲は100曲あまり待機?しております。また初期の記事の改訂もやりたいと思っていますし、そうこうしているうちに全く新たに書きたくなる曲も現れます。
一つの節目を通過しましたが、より一層楽しんで頑張ります。今後とも末永く宜しくお願い申し上げます!

投稿: 音源堂 | 2016年6月15日 (水) 08時31分

開設10周年おめでとうございます♪

このブログが魅力的なのは、豊富な情報量はもちろんですが、なによりも音源堂さんの音楽に対する「気持ち」が、その文章の端々から読み手に強く伝わってくるからではないかと思います。

今後のますますのご発展を祈念しています(ただ、あまりご無理はなさらぬよう…)♪

投稿: HARA-P | 2016年6月15日 (水) 22時18分

HARA-Pさん!有難うございます。そう仰っていただくと本当にうれしい限りです!!

>ただ、あまりご無理はなさらぬよう…
さすが、判ってらっしゃる!
実は出稿を決めてから半年くらい悩んでるヤツがあります。しかも原稿の7割方はできているのですが…。その間、別の曲が複数割り込んだりしています。たくさん出稿することより、書くのが難しいヤツを書くのが悩ましく、苦労します。楽しんで書いているはずなのにね。まあ、楽しいはずで練習に苦労する音楽と一緒ですわ。^^;)
今後ともぜひ末永く、よろしくお願い致します☆

投稿: 音源堂 | 2016年6月15日 (水) 23時53分

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