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2013年5月 6日 (月)

Dizzy Gillespie -London Concerts 1965 & 1966

Dvdネット上の動画を何の気なしにあれこれ見ていたら、偶然目に留まった”No More Blues”の曲名。私の大好きなナンバーである。
Photo_1_2…へえ、ガレスピーのプレイの映像なんてあるんだ(私はジャズも大好きだけれど”ジャズ・フリーク”にはほど遠いのだ)-なんて思って視聴したら途端にすっかりハマった。「これは、ちゃんと視たい!」と燃え上がって、DVD及び同音源のCDとを衝動買いしたのだった。

Photp_2ディジー・ガレスピー(”Dizzy”John Birks Gillespie 1917-1993)
は今更私が語るまでもないジャズ界の巨星の一人。
奏する音楽の素晴らしさもさることながら、曲がって宙を向いたトランペットを頬をいっぱいに膨らませて奏する、あの独特のスタイルはあまりにも有名である。

Photoガレスピーはチャーリー・パーカーと並んでモダン・ジャズの原典であるビ・バップ・ムーブメントを推進していった中心的な存在である。(中略)
バップの形成という面では音楽的創造性において、確かにガレスピーはパーカーより劣っていたかも知れないが、その代わりにバップに魅力を与え、バップのスポークスマン的な役割を果たした。彼はバップ眼鏡に山羊髭、それにベレー帽という”ビ・バップ・ファッション”を流行らせ、人々にバップ・ミュージックに対する関心を高めさせた。それに彼の陽気で人なつっこい性格も多くのジャズメンの心を捉えた。ミュージシャンたちはディジーの人柄とその音楽に魅せられ、バップは広まっていったと言える。
トランペッターとしてのディジーはロイ・エルドリッジを出発点とした。それは1937年のテディ・ヒル楽団におけるプレイで明らかである。だがやがて彼は生来の目立ちたがり屋のエキセントリックな性格と独特なリズム感によって、従来の決まりきった音楽的束縛を超えた試みによる奔放で活力に満ちた自由なジャズ表現を積極的に打ち出していった。ここにガレスピー流の新しいジャズ表現が創造されていったのである。
 -「ベスト・ジャズ ベスト・アルバム」(大和 明:音楽之友社)より


♪♪♪

視聴してみると、改めてとにかく素晴らしい!

Photo_3特にやはり”No More Blues”は最高で、実際もう理屈もコメントも必要ない。このカッコ良さ、楽しさこそが音楽だ!ジャンルを超えて普遍的な音楽の愉悦が間違いなくここにある。
(James MoodyのSaxソロを楽しみながらノリノリのパンディーロを奏するガレスピーがまたイケている♪)

達者な腕前もさることながら、演奏を聴いているとガレスピーの全身から、クインテット全体から音楽が溢れ出ているのが伝わるのだ。

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