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2009年8月 9日 (日)

アナログLP音源のデジタル化 (2009.8.9.)

P8080001ここ数年、ネットオークションで欲しかったアナログレコードの音源をあれこれ落札・入手していたのですが、「入手しただけ」で放置を余儀なくされていました。
これらを聴くには「デジタル化」が必須なのですが、なかなか手間が掛かりますので…。

P8080004今年の夏休みには
絶対作業するぞ!
と決めていましたので、頑張りました。
この日のために、
往年の名機
DENON DP-80L
(アナログレコードプレーヤー)とフォノイコライザ(YAMAHA HA-5)もネットオークションで入手してあったのです!

P8080003これを非常に使い勝手の良いデジタルレコーダー
Roland/EDIROL R-09HRに接続して取り込み、PCへコンバート。

最後に音楽編集ソフト
”Sound it !”でトラック分割やノイズリダクションを施して音楽ファイルを仕上げ、iTunesに取り込めば完了です!

結構、いやかなり面倒クサイ…。
好きじゃなければ到底できないですね。アナログレコードというのは盤面のクリーニング、針先のクリーニングもこまめに行わなければなりませんし、スタビライザーなんかもセットして、振動を与えないように…とヒジョーに気を遣います。

こんな苦労も、今では入手不能な音源を求めてのこと。
久し振りに聴く音源、初めて聴く音源ばかりですから、ワクワクします♪

☆☆☆

それでは、本日デジタル化した音源の中から幾つか。

P8080007カール・フィッシャーの出版譜デモLPでしょう。カカヴァスの指揮による演奏はなかなか小気味良いもの。「式典のための音楽」(モリセイ)、「バンドロジー」「サンダークレスト」(オスタリング)、「交響的序曲」(カーター)といった佳曲の貴重な音源であり、カカヴァスやハーマンの小洒落た作品も収録されている、素敵な盤です。

Vol3久し振りに粗削りなるも若々しい
「スターフライト序曲」(ミッチェル)
を聴くことができました。
やはり、この曲はこの盤の演奏でないとね!




P8080006往年の名盤
「華麗なるロシアン・ブラス」!
ヴィクトル・バタショフの独奏による「トロンボーン協奏曲」(リムスキー=コルサコフ)の名演で有名。
いやー、聴いたのは中学生の時以来でした。

P8090009カンザス大学による
ジェームズ・バーンズ作品集。
「呪文とトッカータ」も、永らくこの演奏しか全曲版の録音がありませんでした。
決して飛び抜けて上手ではありませんが、バーンズ作品の素顔が見えるような演奏だと思います。

P8090010渡辺 浦人「必勝祈願太鼓」、一度聴いてみたかったんですぅ!
汐澤 安彦cond. 東京音大シンフォニック・ウインド・アンサンブルの演奏で収録されています。



このほかにも、ロイヤル・マリーンズ・バンドによる「バンドロジー」とか、全国警察音楽隊演奏会での「台所用品による変奏曲」(ドン・ギリス)の音源とか…まだまださまざま貴重な録音がいっぱい聴けました。
(「台所用品- 」はやっぱり”観る”曲なので、聴いただけでは今一つあの愉快さが伝わってきませんでしたね。当たり前か…^^;)

☆☆☆

いやー、手間は掛かったけれど嬉しい再会や出遇いの連続でした!
またコツコツ音源を集めて、2-3年に1回はこんな感じで楽しみたいと思っております。

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コメント

ongendoさん、頑張られましたね!
さらにはデモ音源LPとか珍しいものもお持ちのようで、「交響的序曲」は当方EMIから出ていたLPでしか聴いたことがありません。素敵な演奏だったでしょうか?

ヴィクトル・バタショフの協奏曲いいな~。
もう記憶もおぼろげですが、細管の明るい音色だったような・・・同時収録されていた「クラリネット協奏曲」も好きな曲でしたが、今ではこの音源でしか聴くことが出来ないのですよね。

何とかこのLPの入手を考えないといけないと思っているのですが、最近TbからEpに変わって、自前の楽器を購入したせいで懐具合が寂しくなり、しばらくは辛抱しないといけません(泣)

投稿: mitakasyun | 2009年8月10日 (月) 01時23分

mitakashunさん、いつもコメントを有難うございます。本記事をアップした翌朝から家族と共に家を空けまして、先ほど戻ったところです。レスが遅れ申訳ありません。

>交響的序曲
溌剌とした、如何にもアメリカのバンドな演奏でした。「完璧な出来」ではないですが、音楽の流れに生命感があります。
このLPは私が生まれた年に出版(!)されたもので大変古く、中古品だけに盤面の傷によるノイズがかなり酷いのですが、それでも入手できて良かったと思える内容でした。

この他にTrb.協奏曲はもちろん、久し振りに福岡電波高の「アッピア街道の松」や阪急百貨店の「軽業師の踊り」なども聴けて、楽しんでおります!

投稿: 音源堂 | 2009年8月13日 (木) 23時53分

 ディジタル化は本当に手間がかかりますよね。私はアナログ・プレイヤーが健在なので結局数枚をCD化しただけで頓挫してしまいました。確かに携帯プレイヤーに入れるには必要ですけどね。
 それにしてもドン・ギリス、懐かしいです。もう27年前になるはずですが、定期演奏会で掛けたんです。1学年上の先輩連中が前掛けを着けて並んでkitchen sinkパートを担当していた光景がまだ記憶に鮮明です。でも、肝腎の音楽の方は綺麗さっぱりと忘れました。やっぱり“観る”曲なんですね、あれは。

投稿: 長谷部 | 2009年8月27日 (木) 20時27分

吹奏楽の音源は未だにLPでしか聴けないものが結構あります。また私の好みからしますとその時代の曲が大好きであり、想い出もあります。そんなわけでコツコツとネットオークションやMBレコードさんで買い集めた希少な吹奏楽LPは100枚を超えていると思います。

そんな私は、もし宝くじが当たったならエルプ社のレーザーターンテーブルと専用クリーナーを買います!ノイズなしのアナログ高音質、盤面傷もものともしない、レコードも磨耗しない、という夢のようなマシンですから…。ただ、当然ながら非常に高価で、私なんかにゃ到底手が出せないというのが現実です。
こいつが手に入ったら、鑑賞が楽しめるのはもちろんのこと、デジタル化の遣り甲斐もぐっと上がるのですが…。
まあ、夢ですね。^^;)

投稿: 音源堂 | 2009年8月28日 (金) 09時30分

こんにちは。
以前書き込みをさせていただいた、
現役でht以下略楽団に所属しています、さまと申します。
投稿から大分経ってからのコメントで申し訳ありません汗

自分の年代だと音源はCDというイメージが強いので、
今回の記事はとても興味深いものでした。
自分はバーンズが好きなので、カンザス大学の呪文とトッカータを聞いてみたいと思いました~。

余談ですが、
10月17日の土曜日にOB・OG総会がございますので、
ご都合が合いましたら、是非お越しください( ^ω^ )

投稿: さま | 2009年9月25日 (金) 15時54分

さまさん、コメントを有難うございます。
単なる世代差だけではないと私自身は思っているのですが、それこそレコードの時代の曲の方が、私は好きなんです。だから、その頃の「レコードでしか音源がない」曲を求めてしまうんですね。

総会のご案内もありがとうございます。
大変恐縮ですが、私も現役で楽団に属する身、土曜日は練習日にあたっておりますので参加できないと思います。残念ですが先生をはじめ皆さまにどうぞ宜しくお伝え下さい。ご盛会をお祈り申し上げます。

投稿: 音源堂 | 2009年9月26日 (土) 14時18分

 こんばんは。今さら追加のコメントで恐縮ですご勘弁ください。
 エルプ社の“夢の機械”ですが、私も2度体験し、「資金さえあれば欲しい」と思ったものです。
 1度目は上野の東京文化会館の音楽資料室でヘッドフォンで。何を聴いたかは不覚にも忘れましたが、いくぶん“まろやか”な音がした印象が記憶に残っています。レコードの録音自体やヘッドフォン等々で如何ようにも変容するので何とも評価はできませんが、少なくとも“非接触のレーザー・ピックアップ”でも充分鑑賞に堪えること自体が驚異でした。
 2度目は、自宅から徒歩圏内の品川シーサイドでデモンストレーションがあり出かけました。盤面が極めて不良な代物を持ち込みましたが見事にトレースされたことに驚喜しました。バキューム・クリーナーも初めて目の当たりにし、凄まじい動作音にちょっと引きましたが、光ピックアップ方式のアナログ・レコード・プレイヤには必須だということがよく理解できました。
 レーザー・ターンテーブルは、大手メーカーが主に採算面で乗らないなかエルプ社が孤軍奮闘しているわけですが、やはり先立つものがないとどうしようもなく、今後数十年にわたり事業継続してもらいたい旨を経営者に伝えてデモンストレーション会場を後にしました。
 ちなみに、クリーナーだけはティアック・ブランドでヨドバシカメラでも扱っていました。(今も扱っているかも)

投稿: 長谷部 | 2009年11月 7日 (土) 00時56分

長谷部さんいつも有難うございます。
>今さら追加の
いえいえ、いつでもお気軽にコメントを頂戴したいと思っております。よろしくお願い致します。

エルプ社のレーザーターンテーブル、本当に「夢」ですね。そのためにロト6こつこつやってますが、全く当たりません。(当たり前ですね。^^;)

投稿: 音源堂 | 2009年11月 7日 (土) 15時39分

LP → デジタル化

自分もやろうやろうと思いながら、全然手を付けていません。
機材はあるんですけどね。

エディロールのオーディオキャプチャーでPCに取り込もうか、アンプから直接TASCAMのDR-1にとりこもうか迷ってるところです。

Sound it は、つい先日最新版を購入。2.0から一気に5になったので、使い勝手の良さに軽いカルチャーショック。

今の優先順位は、自分が中学生の時のコンクールの演奏なので、これはレアものですよ。関係者にとってだけですが。

全国大会とか、プロの音源は、だいたいCD化されてないかなあ。少なくとも私の持っている物ではですが。

中世のフレスコ画のLP持ってます。


そうそう忘れてました。

以前FMで流れた、フェスティバル・バリエーション、アメリカ空軍軍楽隊、ゲイブリエル指揮。
カセットテープからCDに起こそうと狙ってます。

カセットデッキが壊れないうちに、、、、、。

投稿: とらまる | 2009年11月 9日 (月) 11時55分

機材はあってもなかなかやれないです、本当に…。
この上なく面倒なんですよ、やっぱり。^^;)

>フェスティバル・バリエーション、アメリカ空軍軍楽隊、ゲイブリエル指揮
この音源、出版社からCD-Rが発売されているんですが、デモ用カセットテープ時代よりも音が悪くなってるんですよ!考えられませんよね。
FMで流れたのはレコード版でしょうから、そっちの方がきっと音がいいでしょうね!

投稿: 音源堂 | 2009年11月 9日 (月) 22時41分

こんにちわ
小生もデジタル化をやり始めました。
まずは、カセットテープ
購入したカセットテープ以外に、1972年Irish Guards 来日大阪府体育館演奏録音・大阪市音楽団定期演奏会・大阪府音楽団定期演奏会などをCD化しました。
演奏会録音は、普通のワンポイントマイクとSONYカセットレコーダーでしたが、意外とまともにCD化できました。オープンテープやREVELI YearのLPなども順番にCD化する予定です。

投稿: bandlover | 2012年1月27日 (金) 11時02分

bandloverさん、コメントを有難うございます。
デジタル化…一言で言って「とっても面倒くさい」ですが、貴重な録音の数々をデジタル化した後の、その愉しみを考えますとやっぱり”やらざるを得ない”ですよね。^^)

大変ですが頑張って下さい!私は学生時代の演奏会の想い出の記録(カセットテープ)はプロに依頼しようかと考えているところです。

投稿: 音源堂 | 2012年1月27日 (金) 14時15分

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