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2009年6月10日 (水)

のだめカンタービレ Lesson131

重大な状況になった時、それを打開してくれるのは意外に”近すぎない存在”なのかも知れない-。

所長が真一を父親(千秋雅之)とここで遭わせた意味は、きっとそういうことなんだと思う。
「オレはなんでこんなこと 世界で一番嫌いだった奴に話してるんだ !?」
という真一の独白が、状況を端的に示している。

のだめとの奇妙な恋愛のコト、そののだめがピアニストで、突然シュトレーゼマンと共演し世界デビューしたコト…それらをはじめとして、色んなコトを”知っている”相手、日々顔を会わせている相手だったなら、きっと真一は何も語れなかっただろう。
断絶していたとはいえ、雅之とは決してなくなることのない”親子”という関係にある。そういう微妙な相手だからこそ、あるがままを語れたのだ。

「オレ… ふられたのか !?」
やがてかつての”オレ様”から、気力を欠いた弱気な呟きがこぼれた。
そして、淡々とながらもガンガン突っ込んでくる雅之と、なぜか正直に交わしていく会話の中で、真一が確信したこと-それはのだめへの想い。
「いつの間にか 一番大事なのは
 あいつといる 未来になってる-」

なのだった。

♪♪♪

Top_head01のだめは逃避行にピリオドを打ち、とりあえずパリに戻ってくる。TGVで寝過ごしてベルギーに行ったりしてたけど…。^^)
所持金尽きてホテルの物置部屋で過ごすベルギーでの一夜、不安と淋しさにかられたのだめがすがったモノ- それは、やっぱり”真一の匂い”。
のだめは、あの小っちゃな風呂敷包みに真一のシャツを忍ばせていた。
のだめの真一に対する想いもまた、決して切れてない!

今回遂に、二人のお互いに対する”想い”のレベルが熱く一致した。それが強く印象づけられたのだ。

♪♪♪

一方、パリの三善アパルトマンに戻ったのだめも、真一と同じである。
ユンロンにもターニャにも話しかけられない。大川の家族からの電話にも出られない…。

重大な人生の岐路で答えが出せず、悶々とするのだめ。そこに突如(偶然)切り込んで来たのは、これまた”近すぎない存在”である。-なんとヤドヴィだ!
ヤドヴィはのだめと真一の関係など知らないだろうし、ホタル状態になっているということは、作曲に没頭していてネットも見てないのでは…?

ヤドヴィもまた音楽の申し子。のだめが音楽と生きていく決心をするとしたら、それは”近すぎない存在”ヤドヴィとの、理屈抜きの音楽体験がもたらしたりするのかなぁ-なんて思う。

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コメント

こんにちは
ホタルを背負って印象的に登場したヤドヴィが、その後音沙汰無く、私を含め大部分の読者が泡沫キャラとして忘れかけていた存在をあと数回で終了という此処で出してくるか~っと驚いております。作者の余裕と言うか、巷に出回る予想に対する作者の悪戯って感じでやるじゃないですか。タイプは違うけど学生時代はハリセンと谷岡先生、巴里時代はシュトレーゼマンとオクレール先生、共に影響力はあるけど一人旅のだめを左右するのはやはり変態の森の住人とごろたの発想なんでしょうかね。
しかし、千秋(息子)は何処まで落ち込むのかな。

投稿: katonbo | 2009年6月11日 (木) 07時32分

毎回の深い読み込み、今回も感動です。真一が雅之にあそこまで淡々と自分の気持ちを語ったあたりや、急にヤドヴィが登場した意味、、、わかった気がします。

あたしの今回のつぼはベルギーで物置部屋に泊まるのだめの「かゆい、、かもしれない、おなかが痛いかもしれない」ののだめでした。

なんか、かわいい。。。
そういうピンチで心細いときに思い返す人はやっぱり真一なんだなーって、、、

なんとなく嬉しくなりました。

投稿: なつ | 2009年6月11日 (木) 18時07分

katonboさん、いつもコメントを有難うございます。Kissの発売日及び翌日は拙Blogへのアクセスが跳ね上がります。ご覧になられた方はどう思われているのか、お越しになる方が多いだけに気になります。
その意味でもいつもコメントをお寄せ下さり、本当に感謝しております。

「眠り姫」ヤドヴィが、のだめに決心させる役割を担うなら-テルミンの回(実は、それ以前からですが)からそれに向けて伏線が張られていたとしたら(というか、間違いなくそうなんでしょうけど)…所長本当に凄すぎます!ですよね。

投稿: h-ongendo1964 | 2009年6月13日 (土) 23時32分

なつさん、いつもコメントをいただき有難うございます。なつさんのコメントを拝見するといつも「あー、記事書いてよかったぁ」と思います。
のだめもエンディングに向け一直線!なのでしょうけど、最後まで楽しみ尽くしましょうね。

そう、のだめも可愛くそして一途ですよねえ。
考えてみれば、そもそもシュトレーゼマンとパリを後にした時から、ずっと真一のシャツを持ち歩いてたわけですよね。挙句、エジプトまでも…。たった風呂敷包みが一つなのに、わざわざその中に…と愛おしい気持ちになりますね♪

投稿: h-ongendo1964 | 2009年6月13日 (土) 23時38分

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